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国語の話

漢字の話

 小学生の間は漢字力の差が最も大きい時期です。書けないからと

いってあまり時間をかけるのはムダ。苦手な子ほど忘れるものです。

 塾のテストの前など、国語で確実に点がとれるのは漢字だけだと

ばかりについ時間を費やしますが、ほどほどに。

 高校生になるころには、漢字練習帳に5回ずつ書く、などということを

しなくても書けるようになります。それは日常の中で漢字を見る回数、

経験の総量があるレベルに達して、横棒の数など覚えなくても漢字が

一つの絵のように頭に入るからです。

 「タテ棒、ヨコ棒の数をどうしても間違える」などは本当に苦手な

生徒に見られる傾向です。そういう生徒に詰め込むのは苦行です。成長を

待ってください。

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