うちのゼミの子どもたちが喜んで取り組む作文の基礎練習です。
【例】お父さんは駅前のおそば屋さんでたぬきそばを食べた。
この文から「お父さん」を説明する修飾句を作るのです。
→駅前のおそば屋さんでたぬきそばを食べたお父さん
では、次は「おそば屋さん」で終わるようにしてみましょう。
→お父さんがたぬきそばを食べた駅前のおそば屋さん
もう一つ、今度は「たぬきそば」で終わってみましょう。
→お父さんが駅前のおそば屋さんで食べたたぬきそば
初めは3~5語文ぐらいでやります。
【例】私は新しいくつを買ってもらった。
→「くつ」「わたし」で終わるように。
太郎は海岸でいじめられていたカメを助けた。
→「海岸」「カメ」で終わるように。
時間があったらご家庭でやってみてください。年長さんから
小学校高学年まで勉強になりますよ。慣れてくれば30字ぐらいの文
でも出来るようになるでしょう。
この練習によって、頭の中で語句の並べ替えが速くできるようになり、
短期記憶の力も付きます。作文の時に「こう書こうかな? それとも
このほうがいいかな?」と今までより長い文を頭の中に思い浮かべ推敲
できるようになるのです。
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